悔しい。
今回も逃してしまった。
私はいつになったら泥棒を捕まえることができるのだろうか。
とりあえず、仕事中の友人に電話を入れた。
友人はすぐに警察と大家さんに電話を入れ、
5分後には警察官がやって来て
泥棒の特徴を伝えたあと
パトロールを強化して下さるとのこと。
刑事ドラマでよく観る、犯人が触った場所に
耳かきのフワフワの毛みたいなもので白い粉をつけて
指紋を採取するシーン。
あの展開を期待したのだが、現実にはそれはなかった。
その後大家さんが、テラスに回り込める通路を
フェンスと有刺鉄線で塞いで、
誰もテラスに入れないよう早急に対処してくれた。
それから、友人のマンションで泥棒騒ぎは起きていないので
あの日、偶然私が居て良かったと思う。
ちなみに、泥棒はたまたま広島カープのキャップ帽を被っていたが、
広島カープは何も悪くないので誤解のないように。
悪いのは泥棒本人なのであって、
そんな悪質な奴は広島カープのキャップ帽を被るべきでない。
広島カープが汚れる。
という過去の出来事を姪っ子にドヤ顔で話したのだが、
なぜ泥棒を捕まえなかったのかと責められ、
そんな話は怖くないからもっと怖い話をしろと要求された。
仕方がないので、もう一つある泥棒遭遇体験第三弾の話を披露して
勘弁してもらおうと思った。
<つづく>
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