血まみれでパトカーに連行された包丁男の後日談。
職場近所に「川井さん(仮名)」という気さくな中年のおっちゃんがいる。
最近全く見かけなかったが、今朝は久し振りに顔を見たので挨拶もそこそこに先日の包丁男の話になった。
すると川井さんが突然、
「あの包丁持って暴れてたヤツな、ワシの息子やねん。家の中から色々出てきて、もうすぐ刑務所や。」
と、いきなり衝撃告白。
もちろん職場のスタッフ全員驚きでひっくり返ったのは言うまでもない。
川井さんの「色々出てきて」というのは恐らく俗にいう、
使うと幻覚が見えたり、
挙動不審になったり、
異常に元気が出たり、
やせ細って身も心もボロボロになる非常に危険なシロモノの事を言っているのだろう。
そうでなければ意味不明な言葉をわめき散らし、包丁を振り回して自ら流血するなんて事は滅多に無い事である。
先日もうちのビルの階段に注射器と、小さなビニール袋と、
飲みかけのミネラルウォーターのペットボトルが転がっていたので、
朝から警察に連絡して回収してもらったところだ。
定期的に衝撃的な事件や出来事が多いこの地域。
本当にここは21世紀の日本なのか?
こんな環境にすっかり慣れてしまった自分も怖いが。
良い子のみんなはマネしないでね!
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